「渉外部の集い」2018

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    「渉外部の集い」

     

    〇平成30年8月18日(土)19:00〜19日(日)11:30

    〇学習会・会議…大阪教会 

    訪問研修…愛染堂勝鬘院(四天王寺支院)

     

    1.研修「政治への取り組みついて」

      松本教会長

    2.懇親会

    3.支部部長会議

    4.外部訪問研修…愛染堂勝鬘院

           (四天王寺支院)

     

     

     

     

     

     

     


     

     

    ※村山渉外部長コメント

     支部渉外部長の相互啓発と情報交換を目的として、年1回一泊二日で実施しています。今回は、松本教会長から研修をいただきその後懇親会へと移り、教会長さんを交えながら楽しいひと時を過ごしました。あくる日は、愛染堂勝鬘院・本堂、多宝塔を参拝し、通常は秘仏となっている御本尊の「御開帳」をしていただき参加者一同感激致しました。また、和宗総本山四天王寺前管長の奥田聖應長老さまのご講話を聞かせていただき、有難い有意義な「渉外部の集い」となりました。



     

     


    平成30年9月 大阪教会主要行事

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      9月の教会主要行事

       

      1日(土)9:00〜 朔日参り 布薩の日

                 (夜間はありません)

       

      4日(火)9:00〜 開祖さまご命日・ミニ説法

       

      10日(月)9:00〜 脇祖さま報恩会

                    〜本部よりインターネット中継〜

       

      15日(土)9:00〜 釈迦牟尼仏ご命日 

            10:00〜 敬老会

       

      23日(日)9:00〜 秋季彼岸会

                  講話:酒井元教団理事長

       

      ※家庭修養日:8日(土)・16日(日)・26日(水)

       館内整備日:6日(木)・7日(金)・24日(月)


      平成30年9月 会長先生法話

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        ※9月月1日朔日参り(布薩の日)式典にて大阪教会松本教会長より教団月刊誌「佼成」9月号『会長法話』から今月の信仰生活の指針を頂きます。

         

        会長法話    

         

        あらゆる「いのち」に奉仕する   

                              庭野日鑛 立正佼成会会長

         

        感 謝 し、仕 え る

         

         私たちは、生きていくために必要な衣食住のそれぞれを、随時、手に入れなければなりません。そのことについて、仏教では「正しい生活法によってそれを求めるように」と説かれています。「八正道」の五番めに掲げられる「正命」のことですが、一般の社会で暮らす私たちにあてはめると、「正しい仕事によって生計を立てる」ということになります。ただ、さまざまな仕事に対して、正しいとか正しくないなどの区別はつけ兼ねることです。すると、「正しい仕事」の「正しい」とはどういうことなのでしょうか。

         

         「農民は作物に仕え、牧場主は牛に仕え、教育者は子どもに仕える」といった言葉を教えていただいたことがあります。「仕事」は漢字で「事に仕える」と書きますが、仕えるというのは偉大な存在に随うことですから、仕事の対象となる相手や物を尊び、敬い、感謝の念をもって、与えられた役割りに一所懸命とりくむ―――そのような姿勢が、「正しい」の意味するところだと私は受けとめています。

         

         また、京都大学の総長を務められた平澤興先生は、「朝には、希望と張り合いをもって仕事をはじめ、夕には、その日の仕事を終わり、感謝をもって、緊張をときほぐし、静かに喜びながら、万物を拝む気持ちになることです」(『生きよう今日も喜んで』/致知出版社)といわれています。あらゆるものを拝む気持ち、感謝の念は、仕事はもちろん、私たちの生活すべてにわたる「正しい」生き方の根本だということでしょう。そして、その気持ちがあれば、不平や不満を抱くことなく、素直に、喜びをもって目の前のことに打ち込むことができるのです。

         

        正 し い 命 の 使 い 方

         

         仕事に限らず、日常生活で目の前のことに一生懸命に尽くすことが、「正しい命の使い方」ということもできそうです。家事や子育てはもちろん、人さまのお世話をすることや、あるいはお世話をしていただくことさえも、そのときその人に神仏から与えられた、いわば天命ともいえるお役ですから、それを素直に受けとめて、楽しくつとめることは、「正しい命の使い方」にほかなりません。

         

         「一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ」と、釈尊は願われました。私たちの手に余る大仕事に思えますが、けっしてそうとはいえません。あらゆる「いのち」が幸福になるための貢献が、私たちにもできるのです。私たち一人ひとりが、暮らしのなかの小さなひとコマもおろそかにしないで、「正しい命の使い方」につとめればいいのです。すると、それはやがて大きなうねりとなって、釈尊の願われる世界を築く力となります。なぜなら、私たちはみな、物心ともに世界じゅうのあらゆる「いのち」と、網の目のようにつながっているからです。

         

         ところで、「八正道」について考えるなかで、次のような一文を目にしました。「正見は実践の始まりであって、また終わりである。つねに正見から外れないようにしなければならない」(『原始仏教の生活倫理』中村元/春秋社)。

         

         私たちは「正見」「正思」「正語」「正行」、そして今月の「正命」の各徳目について、一つ一つそれができるかどうかにとらわれがちです。しかし、ものごとをありのままに見る「正見」がすべての基本で、慈雲尊者は「見処が正しくなければ、余事はみな暗闇だ」と断言しています。

         

         本会の脇祖・長沼妙佼先生は、信者さんの救いに徹するなか、「朝寝坊がいけない」などの厳しい指導をされました。仏さまの教えは基本を大事にしてこそ輝き、信仰とは日々の暮らしそのものだということを教えられたのでしょう。九月十日は、その脇祖さまの報恩会です。


        2018WCRPカンボジア支援バザー

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          WCRPカンボジア支援バザー

           

          カンボジアの子どもたちに学べる夢を〜

          〇9月30日(日)12:00〜15:00

          〇立正佼成会大阪教会1階駐車場

          〇主催:大阪教会普門プロジェクト

           

          ー惜しみなく つながるー

          ☆バザーコーナー

           新品衣類・古着(洗濯、クリーニング済)・日用雑貨・食器類・手作り小物・etc…

          ☆フードコーナー

           かき氷・たこ焼き・ポップコーン・わたがし・etc…

           

          ※バザーの品物募っています、ご協力お願いします。

           大阪教会総務部で受付中!!

           

           

           

           

           

           

           

           

           

          ▲写真は昨年分
           


          天神祭万灯行進宮入奉納

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            天神祭万灯行進宮入奉納

             

             先月23日大阪教会は、日本三大祭りの一つである天神祭の前夜祭に、立正佼成会として万灯行進の宮入奉納をさせていただきました。おかげさまで天候にも恵まれ、感動・感激あふれるすばらしい行進でございました。受入れてくださった大阪天満宮さまはじめ、地域住民の皆さま、行進に参加してくださった信者さん、応援してくださった皆さまに深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。(8月松本教会長のことば より抜粋)

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            〇実行委員長コメント(藤井壮年部長)

            今年度支教区壮年リーダー教育の一環として、この天神祭万灯行進に参加の手取り活動を実施しました。活かされている命のありがたさを支部壮年部長自らが実感し、壮年部員との悦びの共有と新しい会員とのふれあいができ、壮年として支部全体の活性化に貢献できました。また、各部のサンガが前向きに自分の“発”を主体的に一生懸命それぞれのパートで発揮し、全会員の心を大阪天満宮にお届けできました。ありがとうございました。







             

             

             

             


            秋季彼岸会

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              秋季彼岸会

               

              〇平成30年9月23日(日)

               9:00〜12:00

              〇式典内容

              (焼香時間/午前7時〜午後2時)

               

              ・献花

              ・瞑想

              ・読経供養(経典一巻・三部経16

              ・回向文奏上

              導師焼香

              ・体験説法(大東)

              講話(酒井元教団理事長)

              ・挨拶(教会長) 

               

              秋分を中日(なかび)に、前後三日ずつの七日間が秋の彼岸会です。彼岸は古代インドの言葉・サンスクリット語のパーラーミーター(波羅蜜多・はらみた)の訳「到彼岸」に由来する言葉です。その意味は迷いや境遇の変化に惑わされている現実世界の此岸を離れ、迷いや悩みのない安らかな世界の彼岸に到るということです。お彼岸にはご先祖さまへの報恩の供養や墓に詣で、ご先祖さまを偲び、私たちを見守ってくださっていることに感謝を捧げます。数えきれないご先祖さまによっていのちが受け継がれ、今あるのが「私」です。その尊いいのちを輝かせていくことが、ご先祖さまへの何よりの供養なのです。 

               

              ※式典修了後各支部の法座があります。


              大阪教会雅楽会

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                教務部儀式 大阪教会雅楽会 

                 

                世界無形文化遺産に登録されている 

                悠久の調べ雅楽を始めませんか! 

                むずかしくはありませんよ どなたでも参加出来ます 

                お待ちしております。

                 

                平成30年行事日程

                8月 5日(日)10時〜15時

                8月19日(日)10時〜15時

                8月25日(土)10時〜15時

                9月 2日(日) 中   止

                9月22日(土)10〜15時 

                9月23日(日)13〜15時 

                9月29日(土)13〜17時 本部講師の指導 

                9月30日(日) 9〜15時 本部講師の指導

                10月 7日(日)10〜15時 

                10月14日(日)10〜15時 

                10月20日(土)10〜15時 

                10月21日(日)10〜15時 

                10月28日(日)10〜15時 


                ※都合により日時の変更をする場合があります。確認の上参加してください。練習場所は1階黒板をご覧ください。担当:田(孝)                                                                       


                〜親と子と教育者の教育相談室〜

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                  〜親と子と教育者の教育相談室〜

                   

                  <例えばこんな相談に応じます>

                  〇教育者自身のこと 〇しつけ・育て方 〇学校へいけない 〇友達がいない 〇学校で話せない 〇気になる癖がある 〇いじめ及び体罰 〇落ち着きがない 〇学習が思うように進まない 〇進路・進学の悩み 〇部活動の事 〇学校での悩み 等々

                   

                  ※私たち教育相談委員は、教育現場の様々な分野で長年活躍してきた専門所員や現職のベテラン教育者です。相談は子どもたちに直接かかわる問題など何でも構いません。是非お気軽にご相談ください。相談内容によっては他の相談機関をご紹介いたします。相談は無料・秘密厳守ですのでご安心ください。未会員を問いません。

                   

                  ■教育者の集い・教育相談予定日

                  平成30年9月9日(日)・11月11日(日)

                  午前10時〜12時

                  〇場所:大阪教会2階法座席

                  〇主催:教育者教育研究所


                   


                  平成30年8月 松本教会長のことば

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                     松本教会長のことば

                     

                     夏本番の天気が続いておりますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

                     

                     先月23日大阪教会は、日本三大祭りの一つである天神祭の前夜祭に、立正佼成会として万灯行進の宮入奉納をさせていただきました。おかげさまで天候にも恵まれ、感動・感激あふれるすばらしい行進でございました。受入れてくださった大阪天満宮さまはじめ、地域住民の皆さま、行進に参加してくださった信者さん、応援してくださった皆さまに深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 

                     

                     今月は、会長先生より「八正道」の「正行」に焦点を当て、「敬う心と恥じる心」というテーマでご法話を頂戴しました。『佼成』5月号で「正見」をとおして、「真理に照らしてものごとを見る」つまり、仏さまの智慧によものの見方こそ教えに則って生きる基本であり、すべてであると教えてくださいました。その仏さまの智慧に基づき、大きな心で考えることが「正思」であり、仏さまの智慧(真理)にかなう言葉を語ることが「正語」であると、6、7月号で学びました。「正しい」とは「真理に合っている」「仏さまの智慧に基づいている」ことと受けとめられますが、「正行」は身の行い(身業)における正しいあり方のことをお示しくださっています。そして「正思」(意業)、「正語」(口業)と合わせ「身・口・意の三業」の正しいあり方を説かれたものであると教えてくださいました。

                     

                     仏教では行為のことを“業”といい、行為には心による行為(意業)、言葉による行為(口業)、身で行う行為(身業)があると説かれています。そして身・口・意の三業は心・魂に刻まれ後々まで影響を与えると教えているのです。真理に合っていて、仏さまの智慧に基づいている(正しい)業は善業、その逆は悪業と呼ばれますが、善業を刻むことは私たちが永遠の幸せを得る道なのです。つまり、八正道の「正思」「正語」「正行」をとおして、正しい身・口・意の三業(善業)を心・魂に刻んでいくことこそ人格を高めていくことであり、真に平和で、明るく、楽しく生きることを可能にする唯一の道なのです。また、仏教では魂に刻まれる業のことを「種子識」とも表され、今瞬間々々に生ずる身・口・意の三業はすべて種子識として魂(十二因縁で説かれる「無明」「行」「識」の「識」)に蓄積されると説かれます。さらに“識”こそ私たちの真の主体であり、心の正体であると教えているのです。そしてその主体は今世にとどまらず過去、現在、未来の三世にわたって生成し、向上していくいのちであると「佼成教学」には説かれています。私たちのいのちは生死をくり返し、変化しながらも生き通す永遠のいのちなのです。その「識」「主体」「永遠のいのち」のことを、私たちは魂とか霊魂と呼んでいるのです。私たちが真の幸せを得るためには、魂に善なる種子識(善業)を蓄積していくことです。そのために私たちは生活の中で身・口・意を正しいものにし、さらにその三業に菩薩道を実践しているのです。

                     

                     さて、今月のテーマである「正行」も真の幸せを得るための正しい身の行いについて説かれたものと言えますが、できればあまり意識しなくても自然とすることなすことが正しいものになればそれに越したことはありません。そこで会長先生はそうなるためのキーワードとして「敬う心と恥じる心」を教えてくださいました。三宝帰依に徹し「仏さまのようになりたい」と仏さまを尊び、敬う心を深めれば、自然と自分の未熟さに気づかされ恥じる心が生じます。すると自ずから神仏の願いに沿った行動を心掛けるようになる、ということです。三宝帰依とは佼成会員にとって、仏さまと仏さまの教えと佼成会サンガの師であり象徴である開祖さまに対する帰依です。

                     

                     仏さまの教えを学ぶほど自分の未熟さに気づかされます。そして真剣に手どり導きなどの菩薩行をさせていただくと数多くの困難な課題にぶつかり、仏さまのお力の偉大さ、開祖さまのお徳の尊さが身にしみてわかってきます。すると「仏さまのお力を少しでもいただける自分になりたい」「開祖さまのお徳の万分の一でも頂戴したい」と尊び敬い、ご宝前に額ずかずにはいられない心境になります。その信仰は自分の至らなさを恥じる心に通じ、「殺生」「偸盗」「邪淫」などの悪業となるものをなさず、自ずから正行が実践できる人間になれると教えて下さっているのです。

                     

                     今月は「敬う心と恥じる心」というキーワードをお示しくださりながら、その奥に「深い信仰心」と「菩薩行の実践」をとおして永遠の幸せの道へ導いてくださる会長先生の温かい親心を心に刻み、暑い季節ではありますが、さらに熱い情熱をもって精進して参りたいと存じます。合掌

                     

                     


                    平成30年8月 会長先生法話

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                      ※8月1日朔日参り(布薩の日)式典にて大阪教会松本教会長より教団月刊誌「佼成」8月号『会長法話』から今月の信仰生活の指針を頂きます。

                       

                      会長法話    

                      敬 う 心 と 恥 じ る 心   

                               

                               庭野日鑛 立正佼成会会長

                       

                      仏 さ ま か ら の ア ド バ イ ス

                       

                       今月は、「八正道」の「正行」について考えてみましょう。「正行」は、仏教の辞典で「正業(正しい行い)」とも示され、「身・口・意の三業」といわれるうちの、「身の行い」(身業)における正しいあり方のことです。ちなみに、本誌の六、七月号でお伝えした「正思」と「正語」も、それぞれ三業の一つである、心による行為(意業)と、言葉による行為(口業)の正しいあり方ということになります。 

                       

                       それでは、正しい身の行いとはどういうことでしょうか。解説書には、不殺生、不偸盗、不邪婬の三つ、すなわち「生き物を殺さない」「盗みをはたらかない」「邪まな男女関係を結ばない」ことが、正しい身の行いとあります。

                       

                       法句経に「すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ」(中村元訳/岩波文庫)とあるように、自分が殺されたり、何かを盗まれたり、道ならぬ関係で苦しむ立場になることを思うと、人さまに対してけっしてそのようなことはできません。

                       

                       釈尊は、私たちがこの世で味わう苦から解放される道を悟られた方ですが、何が苦悩の原因となるのかを見極められたうえで、これらを示されたのでしょう。その意味では、戒めというよりも、私たちが日々を明るく、楽しく生きるための助言と受けとめるほうが自然に思えます。「このことを忘れなければ家庭も社会も平和で、楽に生きられますよ」という、釈尊からの温かなアドバイスということです。

                       

                       

                      「正 行」が 当 た り 前 に

                       

                       「生き物を殺さない」「盗みをはたらかない」「邪な男女関係を結ばない」ことが正しい身の行い—−—確かに、それは正しいに違いなく、殺生や盗みは法律にふれる対象でもあります。それでも、「してはならない」という禁止事項が「正しい行ない」といわれると、心理的に「正行」のハードルが高く感じられます。そうであれば、「戒律を守らなければならない」と意識する以前に、いつでも自然に、「苦悩しないですむような行ない(正行)をせずにはいられない」ようになればいいのです。

                       

                       そこでキーワードになるのは、敬う心と恥じる心です。

                       

                       私たちは、仏教徒として仏さまを敬い、「仏さまのようになりたい」という願いをもって精進しています。ただ、そのなかでは、しばしば至らない自分に気づかされます。

                       

                       それは、安岡正篤氏が「敬という心は、言い換えれば少しでも高く尊い境地に進もう、偉大なるものに近づこうという心である。したがってそれは同時に自ら反省し、自らの至らざる点を恥ずる心になる」(『安岡正篤一日一言』/致知出版社)と述べているとおりですが、私たちにとって救いになるのは、その先です。この言葉は、こう続きます。

                      「省みて自ら懼れ、自ら慎み、自ら戒めてゆく」—――敬して己を恥じる心が生まれたら、おのずから至らない自分を危ぶみ、神仏の願いにそった行動を心がけるようになる、というのです。これは「仏とその教えに帰依すれば、正行が当たり前の人間になれる」と受けとめることができます。

                       

                       また、敬う心と恥じる心は、進歩・向上を求める人間の本能に通じるともいわれます。すると、つい我を忘れて道を踏みはずしそうになる私たちを、本来の人間らしい生き方に立ち戻らせるのも、この二つの心といえましょう。

                       

                      「正しい行ない」とは、「敬と恥」の二つに支えられたふるまいということができそうですが、その心と行ないは、日ごろの人間関係から国家の関係に至るまで、そこに和を築く大切なものです。それは、道を見失いがちなあらゆる場面でいま、大きな力を発揮するものだとも思うのです。

                       

                       

                       



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