平成30年9月 松本教会長のことば

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    今月の松本教会長のことば

     

     朝夕少しずつ涼しくなり、秋の訪れを感じる日も増えてきましたが、皆さまお元気でおすごしでしょうか。気温の変化が大きい時期ですが、お互いさま健康に留意し、秋を迎えてまいりたいものです。

     

     さて、今月は脇祖さま報恩会、来月は開祖さま入寂会、11月は開祖さま生誕会と両祖様への報恩感謝を深める3か月が始まります。教えによって救われた喜びを多くの人にお伝えさせていただくことで開祖さま、脇祖さまへの感謝を表す「報恩感謝の布教月間」と教えていただきます。

     

     今月は八正道の「正命」について、「あらゆる『いのち』に奉仕する」というテーマで会長先生からご法話を頂戴しました。「正命」とは、一般の社会で暮らす私たちにあてはめると、「正しい仕事によって生計を立てる」ということになります。そして「正しい仕事」の「正しい」とは、「仕事の対象となる相手や物を尊び、敬い、感謝の念をもって、与えられた役割に一所懸命とりくむ」ことだとお示しくださっています。あらゆるものを拝む気持ち、感謝の念は、仕事はもちろん、私たちの生活すべてにわたる「正しい」生き方の根本であるとも教えて下さっています。生き方といえば、生かされて生きている私たちの「いのち」を正しく使っていくことが大切ですが、会長先生は、家事や仕事はもちろん、人さまのお世話をすることや、あるいはお世話をしていただくことさえも、そのときその人に神仏から与えられた、いわば天命ともいえるお役ですから、それを素直に受けとめて、楽しくつとめることは、「正しい命の使い方」にほかならないと、お示しくださっています。私たちは自分の意にそぐわない縁に触れると、「なんでこんな目に・・・」とか「なんで自分だけが・・・」というような気持になる事がありますが、そうではなく、生活すべてが仏さまからいただいた天命ともいえる「お役」なのだと受けとめ、主体的に、そして素直に生きていくことが大事なのだと学ばせていただきました。

     

     脇祖さまは「仏さまの教えは基本を大事にしてこそ輝き、信仰とは日々の暮らしそのものだ」と教えてくださいました。生活の中に正見、正思、正語、正行を実践することが大事であり、生活そのものが信仰を深めていくことになるという「信仰即生活」「生活即信仰」を教えてくださっています。その「生活即信仰」について、会長先生はご著書『明日に向かう』の中で次のように述べられています。

     

    『「生活即信仰」の精神が最も顕著に生かされた場が法座です。

     法座は、日常生活の悩みや苦しみを仏さまの教えに照らしあわせて解決する場でもありますが、自分の罪業を仏の前に告白し、心を洗い清めるサンゲをすることが、法座修行の一つです。つまり、静かに日常生活をふりかえり、常に仏法に基づいた考え方や行いができるように、人々が日々新たに生まれかわる場が法座といえるでしょう。先輩や幹部さんによって日常生活に即した教えや行法の指導がなされ、信仰即生活、生活即信仰の展開がなされる場であり、信仰のエネルギーに新たな活力を注ぎ入れる場でもあるのです。

     

     法座は、同悲同苦の菩薩行実践の場です。同信の人たちの悩みや苦しみの声を、自分のものとして聞き、共にサンゲしあい、そして仏法に照らしあわせてその悩みの解決を共に考え、共に実践する場です。

     

     悩みを打ちあける人にとっても、悩みを聞かせていただく人にとっても、法座は、まさに仏法によって現実の悩みや苦しみを解決し、かつ、魂の浄化を通して人間が救われていく場なのです。

     

     法座では、生活指導がなされます。生活の中で教えをどう実践するか、どんな心がまえでいくのか、その実践の中から仏さまをどう実感するか ― それらの大事なことが共に話し合われます。

     

     法座では、生活の中で実践した人の体験が語られます。実践し救われた人の喜びや、障害に出遭って、くじけそうな心の弱さが正直に語られ、決じょうを新たにして、再び実践へ踏み出していくのです。

     

     法座は涙の場、喜びの場としたいものです。共に泣き、共に喜びあう輪の中からこそ、厳しい現実に負けずに教えを実践していくエネルギーが、フツフツとわきおこってくるのです。

     

     くりかえしますが、法座とは仏法に照らし合わせた生活指導がなされる場であり、「生活即信仰」の展開がなされる大事な場であるということです。』(庭野日鑛『明日に向かう』佼成出版社)

     

     毎月の地区法座、各部ごとの法座、それぞれの報告書に目を通させていただくと、毎日の生活、嫁姑や夫婦の関係、借金の問題など、それにどう向き合っていったらよいか、何を実践していけばよいかなど真剣に話し合われています。

     

     法座は佼成会の「いのち」と教えていただきますが、「八正道」を具体的に学び生活に生かす場が法座です。法座修行によって生活に即して智慧を磨き、身口意の三業を正していくことが「正しい命の使い方」につながると言えましょう。皆さまも是非、法座に参加しましょう。

     

     今月からはじまる報恩感謝の布教月間を通して、感謝の心を育み、実践し、正しく命を使ってまいりましょう。合掌



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