平成29年10月 松本教会長のことば

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     みなさんこんにちは。ひと雨ごとに気温が下がり、秋を感じる季節となりましたが、お元気にお過ごしでしょうか?先月は脇祖さま報恩会、今月は開祖さま入寂会、来月は開祖さま生誕会と両祖さまへの報恩感謝を深める3ヶ月の2ヶ月目を迎えさせていただきます。今月は特に、開祖さまがご入寂なされた月です。開祖さまへの感謝を表す「報恩感謝の布教」に引き続き取り組んで参りたいと思います。

    さて、今月は、会長先生より「『苦悩』と『苦労』」というテーマでご法話を頂戴しました。私たちは「苦悩」も「苦労」も出来るだけ味わいたくないと考えがちですが、実はそれが仏道を修行するものにとって大事な経験であるとご指導くださいました。では誰でも持ち合わせる「苦悩」は、私たちにとってどのように大事なのでしょうか。会長先生は、開祖さまが次女羌子さんの病がご縁となり、法華経との出会いにつながった例をあげ、「悩むからこそ、いろいろな教えを求め、どう生きることが大切なのかを真剣に考える」とお示しくださり、「悩めばこそ向上があり、悩むことは人間にとって大事な経験である」とご指導くださいました。しかし、それは経験してみないと分からないものです。悩みをとにかく避けていこうという消極的な姿勢ではなく、悩めばこそ向上もあり、自分の器が広がるのだという気構えで日々を過ごして参りたいものです。それでは、その悩みを悩みで終わらせず、「大事な経験」と受け取れるようになるには何が大切なのでしょうか。私は会長先生から「悩みのどん底にいるときは長いトンネルの真ん中にいるようなものです。明かりも見えず、どちらに進んだらいいのかも分からず、不安な心で一杯になります。そんな時こそ、どちらの方向でもいいから動いてみることです。動いていけば必ず出口は見えてくるのです」とご指導を頂いたことがあります。悩んでいるときは止まっているときであり、それを一歩前に進める「動き」、つまり苦労の「労(つとめや仕事の骨折り)」をしてこそ得難き経験となるのです。そのことを開祖さまが会員さんにご指導された様子として『開祖さまに倣いて』の中で光弔気泙このように紹介してくださっています。「あるご夫妻がいました。奥さんが白血病と診断された直後、そのおなかに命が授かりました。嬉しいことのはずなのに、無事に子どもが育つのか、また、出産すれば奥さんの生命も危ないという不安のなか、ご夫妻二人で開祖さまにご指導を頂きました。『まず人さまの幸せを念じなさい。同じような境遇の人たちに、仏さまの教えを夫婦でお伝えすることですよ』悩み苦しみのあるままで、人さまの幸せを願って生きていく。なかなか考えられることではありません。けれども開祖さまは、欠けることのない幸せを見いだし、満たされて生きる生き方を教えてくださったのです。」さらに会長先生はご法話の中で「『悩んでいるときには、同じような悩みを持つ人の声を聞かせていただこう』と人さまのために労をいとわず動くことが「苦悩」を「苦労」に変える秘訣である。」教えてくださっています。つまり、私たちがさせて頂く「苦労」とは菩薩行であり、人さまに法を伝える布教であります。釈尊は布教伝道に邁進された「大いなる苦労人」と会長先生から教えていただきました。さらに開祖さまも私たちのために労をいとわず法を説き続けてくださった「偉大な苦労人」であります。開祖さまご入寂の今月、開祖さまのご生涯を改めて受けとめ、私たちも布教に邁進できる「苦労人」にならせて頂くべく精進いたしましょう。合掌



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