令和2年 東教会長のことば(9月15日号)
東教会長のことば(9月15日号)
大阪教会のみなさま(*^^*)“ごきげんよう”
13日に大変嬉しいことがありました。
大阪天満宮の寺井宮司様がご来道下さり、今年は残念ながら中止となりましたが、「天神祭」への護持と運営に対する皆さまの熱意と敬神の気持ちに対して、感謝状を下さいました。2階・法座席に設置致しますのでご覧下さい。有り難いですね。是非、来年こそは(^^)/という気持ちを強くさせていただきました。
さて、季節は、白露(しらつゆ)―朝の草花に露が宿り始める頃になりました。急な雷雨が訪れたり、見上げた空がいつもより高く感じられたり。季節は少しずつ移っています。もう少しで収穫の秋。自然の豊かなところへ、おいしい秋の味覚を巡りたくなります。この時期に、私たち仏教徒は大切な“お彼岸”をお迎えします。
お彼岸は、ご先祖さまはじめ年神さまに春は五穀豊穣を祈り、秋は実りある収穫に感謝して「生かされている喜びを実感する」ときです。その感謝を込めて、その名の如く彼岸(悟り)に至る精進をお誓いするのです。彼岸会は、比叡山が開創された延暦年間(800年頃)に始まったと言われ、それよりも創建(593年)の古い天王寺の和宗総本山・四天王寺では、秋分の日、極楽門(西門)から真西に沈む太陽を拝むことができます。境内では日想観(じっそうかん)という法要があり、「生かされている喜び」に感謝を込めると伺います。
私たちは自宅で、同じ想いを乗せてお彼岸法要を執り行います。読経の間、過去帳の戒名を奏上され、実り多い人生を生きていることにご先祖さまへ感謝の念を深めたいと思います。ライブ中継も実施しますので、ご覧下さい。よろしくお願い致します。
そして、この感謝と誓願を皮切りに、伝統の<万燈布教>が本格化します。現下のなかでの布教に、開祖さまからの応援が「佼成」9月号に紹介されています。(28頁)『みなさんには、人さまの悩みをほぐしてあげるだけの力もあれば、人さまを幸せにしてあげたいという慈悲心もあるのです。人間として持って生まれたそういう特質を発揮していっていただきたいと思います』。そして、こうしてこそ、仏教を信仰し、教えをいただいている者としての“妙境”が味わえるのだと保証下さっています。
ともに菩薩行に邁進しましょう(*^^*)合掌
9月20日(日)「秋季彼岸会」ライブ配信をご覧になれる方は、以下のアドレスにつなげてご覧ください。
https://youtu.be/PdXnQYc0VCY
午前8時30分より配信が始まり、午前9時より開式いたします。
なお、9月20日(日)は終日休館日です。参拝できません。
※閉式時刻は午前10時頃を予定しております
- 2020.09.15 Tuesday
- 19〜東教会長ことば
- 11:34
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- by rkkkinkiosaka