令和5年 東教会長のことば(11月25日号)

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    東教会長のことば(11月25日号)

     

    大阪教会のみなさま (*^^*)“ありがとうございました”

     

     日本には72の季節があります。

    天候や植物、虫などの様子によって季節に名前がつけられていて、いまの時期は「朔風払葉」と書いて「きたかぜこのはをはらう」と読む季節です。冷たい北風が木々の葉を落とす頃という意で、いよいよ冬の到来です。冬支度を急ぎましょう(*^^*)

     

     さて、お手元に佼成12月号が届けられたでしょうか。

    ちらりと表紙を見ると「元気」の文字が…。年初号の「元気で精進を」の題名を思い出し、ご法話が一年を通して私たちの安否を気遣って下さった「お便り」に思えてきました。読み返してみると、元気の「元」の意味は、私たちには常に宇宙のエネルギーが充満していて、常日頃から元気で健やかなのだとあります。

     

     12月号のご法話は、「いつでも元気」です。

    そして副題に「―病も辛苦も善知識―」とあります。病や辛苦に遭えば嘆きたくなるのがふつうですが、打ちひしがれたり、押しつぶされないですむ唯一の手立てとは。それどころか、心静かに、たくましく前に進む手立てとは…。読み進むと、どんどんなかに引き込まれてしまいました。

     

     本文を覗くと、「病も健康のうち」「生と死は表裏一体なのだから」と達観した智慧が示されています。年初号の「もともと健康で元気な身心を与えられている」とは、病や辛苦を生きる力に変えていく能力を私たちはいただいているのと同義語であり、真理の言葉ではないかと思います。一番大切なことは、欲や怒り(三毒ですね)を越えようと精進することで、<自然と一体であり、大自然の徳をいただく>自分自身に気づけるのだと感じました。

     

     この一年、私たちの常日頃は、どんなものだったでしょうか。自分勝手な生き方をしていることに気づき、自分自身を危ぶみ、戒めてある気遣いをもった常日頃だったでしょうか。そんな精進の日々が、「いつでも元気」な自分自身をつくるのだと確信しました。師走を控えて、そんな心で今年一年を振り返って精進したいものです。 合掌

     

    ………………………………………………………………………………

     前回お知らせしました通り、今回の投稿で最終回を迎えました。長きにわたりまして拙稿をご覧いただきましたことに深く感謝を申し上げます。誠にありがとうございました(^^)

     

    ※60周年マーク、どうぞご自由にお使いください。

     



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