平成29年6月 松本教会長のことば

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     日ごとに暑さが増してまいりましたが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。先月14日には、大阪普門館落成40周年記念式典を川端健之教団理事長さんをはじめ、ご来賓の方々、歴代の幹部さん・職員さんをお迎えし、2千名を超える皆さまと共に盛大に挙行させていただきました。理事長さんからは初代庭野教会長さんのご苦労とお徳をお分けいただき、歴代幹部の皆さまのご精進のおかげさまで、この40年の長きに渡って普門館がありがたく活用されていることを感じ、改めて深い感謝の心が湧いてまいりました。今後とも普門の精神の原点に返って、一般市民の方々を含む多くの方に大阪普門館を活用していただき、教えに触れていただけるように、会員の皆さまと共に菩薩行に精進してまいります。

     さて、先月で佼成会では上半期を終え、今月から下半期に向かいます。そのスタートにあたり、会長先生より「愚痴をいわない」というテーマで心構えを頂戴しました。冒頭に「不都合なことに遭うと、私たちは不平不満を口にしがちです」とお示しくださり、これが「愚痴をこぼす」ことだと教えていただきました。私たちにとって、「不都合なこと」とは「自分の思い通りにならないこと」ともいえましょう。なぜ、「自分の思い通りにならないこと」が「不平不満」になるのでしょうか。それは、自分の思いや考えが「絶対に間違いない」と錯覚しているからであり、それが口に出ると不平不満になるのです。これが「愚痴」の正体といえましょう。会長先生は分かりやすく「『知っている』という思いこみ」と教えてくださいました。では、「愚痴」の反対にある「智慧」でものごとを受けとめるとは、どういう状態をいうのでしょうか。それは、目の前に起こっていることは「仏のはからいだ」と受けとめられるときであり、会長先生は「『自分に大切なことを教える仏の説法だった』と思えたとき、そこには智慧の心がはたらいてる」とお示しくださっています。

     しかし、私たちの心は不安定で、そう思えるときもあれば、難しいこともあります。そこで会長先生は、「よりしっかりと自分のものにする方法」として、2つの大切なポイントをお示しくださいました。一つ目は「『真実の道理』を知ること」です。それは「この世のあらゆるものが、一つにつながるご縁によって生かされているという事実」を知ることです。つまり、この世界はすべて大調和しており、縁起の法則を外れることは無いということ。さらには、その奥にある仏さまのはたらきによって、私たちは生かされ、成長・成仏に向かって導かれ、今自分が存在しているということが分かることです。すると「目の前のできごとは偶然起ったものではなく、全て必然であり、仏のはからいだ」と受けとめることができます。二つ目は「自分のことよりも他人の幸せを喜べる人(観音さまのような人)になる」ことです。観音さまのように“多くの人を救いたい”“あらゆる人の苦しみを自分が背負って、すべての人が仏になるまでは自分は仏にならない”という菩薩行に徹した姿に近づくことで、「自分勝手な言葉や行動を押しとどめてくれる」と会長先生は教えてくださいました。

     私たちも、この40年の間大阪普門館を道場として頂戴し、観音さまの願いである普門の精神をもって布教に取り組んで参りましたが、この度思いもよらないはからいを頂戴しました。それは、日本三大祭の一つ、天神祭の前日(723日、ギャルみこしの後)に立正佼成会の万灯行進が宮入させていただけるという機会をいただいたのです。これは、大阪天満宮様という大きな存在が、一乗精神で宗教協力を生涯進めてこられた開祖さまを証明してくださったと受けとめさせていただき、たいへん感激をしております。大阪普門館41年目の門出を皆さまと共に、普門の精神を持ってより一層布教精進させていただきたいと存じます。合掌



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